Vol.12 賃貸併用住宅のトラブルについて④

こんにちは。営業部の山口です。

床衝撃音という言葉をご存知でしょうか?
上の階で物を落としたり、こどもが飛び跳ねたりして、下の階で聞こえる音のことを床衝撃音といいます。

床衝撃音は、建物の構造や床の仕上材によって異なり、音の特性の違いから、軽量床衝撃音と重量床衝撃音に分類されます。

【軽量床衝撃音】
スプーンやフォーク、コインなど、硬いものを落とした際に生じる「カツン」「コツン」といった鋭い音、高い音のことです。

【重量床衝撃音】
飛び跳ねたり、重いものを動かした際に生じる「ドスン」「ガタン」といった鈍くて低い音のことです。

軽量床衝撃音は、カーペットを敷いたり、イスやテーブルの脚にクッション材を貼るなど、音を和らげる工夫を施すことで、ある程度は緩和することが可能です。

他方、重量床衝撃音は、床スラブや梁の厚さ、面積など、構造躯体によって左右されるため、入居後の対応が困難といえます。

賃貸併用住宅を建築する際には、設計段階において、床衝撃音まで考慮することで、理想の家づくりに一歩も二歩も近づけると確信します。

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