どうなる?新国立競技場

こんにちは。営業部の山口です。
大型で強い台風11号は16日午前3時現在、日本の南海上にあって1時間におよそ20キロのゆっくりとした速度で北北西へ進んでいます。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心から半径170キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。これから関東地方でも非常に激しい雨が降るおそれがありますので通勤通学および外出予定のある方は注意が必要です。

さて今朝の新聞各紙では、まさしく台風並みにインパクトのある記事が一斉に報じられております。具体的には政府が新国立競技場の建設計画を見直す検討に入ったとのこと。

その背景には、総工費が当初の案を大幅に上回り2520億円まで膨れ上がった杜撰な計画案に対して国民はもとより、与党内からも批判が続出。このままでは支持率が低下し、来年夏に予定されている参院選にも悪影響を及ぼすとの判断から、政府として建設計画の見直しに踏み切りました。

他方、2本の巨大なキールアーチで屋根を支える斬新なデザイン性がオリンピック招致活動を成功に導いたとの専門家の意見もあります。デザインを変えることで費用は削減できる反面、国際的な公約を果たさないことで招致の妥当性を問われる可能性もあり、政府として厳しい選択を迫られる新国立競技場の建設計画。しばらくは予断を許さない状況が続きそうです。

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